よもぎを活用した様々な民間療法の正しい理解と普及促進を図る一般社団法人よもぎ温熱セラピー協会(京都府京都市/代表理事 谷 真由美)は、2022年6月6日(月)から6月8日(水)までの3日間、「女性特有の体の悩み」に関する調査を実施しました。
調査概要
1. 調査の方法:インターネット調査(ネットマーケティング社に委託し調査)
2. 調査の対象:全国の15~59歳の女性
3. 有効回答数:1000名
15歳~19歳の高校生・大学生の女性/200名
20歳~29歳の働く女性/200名
30歳~39歳の女性/200名
40歳~49歳の女性/200名
50歳~59歳の女性/200名
4.調査実施日:2022年6月6日(月)~2022年6月8日(水)
5.調査主体:一般社団法人よもぎ温熱セラピー協会
調査サマリー
生理痛の対処は、「鎮痛剤を飲む」が49.1%で最多。第2位は「お腹などを体を温める」。
ピルに対し、副作用の「不安がある」と計53.8%が回答。30代は計59.5%が不安と回答。
子宮頸がんワクチンについては、「わからない、考えたことがない」と46.2%が回答。
「摂取済み」は1割程度となり、「今後摂取したいと考えている」という回答を含めても3割未満。
女性特有の症状に対し、ピルやホルモン剤以外の対処に「興味がある」と回答したには計55.6%。また、生理痛や更年期障害など、女性特有の悩みを解決する方法を学べる機会があれば、利用したいと思う方が多い傾向が。
フェムケアの認知は56.7%と半数を超える。使用しているものや、行っていることの中では、「デリケートゾーン用の専用ソープを使っている」方が最も多く、次いで「オイルなどで保湿を行っている」方が多い。
「温活」の認知は69.9%。温活を行っている人は23.5%。「よもぎ蒸し」の認知は60.6%となり、30代以降の認知は半数を超える結果に。また、「1度経験がある」と回答した方よりも「複数回経験がある」と回答した方が多い。
よもぎ蒸しの、イメージは「健康によい」が約半数。次いで「生理痛によい」39.4%、「更年期によい」21.9%と続く。30代は「妊活によい」というイメージも。「よもぎ蒸し」は健康や女性特有の悩みによいというイメージを抱いている方が多い。
調査結果
Q1 あなたは生理痛のとき、どのような対処をしていますか。(n=1000/複数回答)
生理痛の対処で最も多い回答は、「鎮痛剤を飲む」となり、49.1%が回答しました。10代~40代の半数以上が生理痛のときは鎮痛剤を飲んでいるようです。
第2位は「お腹など体を温める」となり28.4%が回答しています。こちらは30代が最も多く回答する結果となりました。 また、20代、30代の約1割は「ピルを処方されている」と回答しています。
Q2 あなたはピルの副作用について、不安がありますか。(n=1000/単数回答)
20代、30代の約1割に処方されている「ピル」について詳しく見てみると、ピルに対して副作用の「不安がある」と計53.8%が回答する結果となりました。
とくに、30代は「とても不安がある」20.5%、「やや不安がある」39.0%と計59.5%が不安を感じているようです。
Q3 子宮頸がんワクチンについて、あてはまるものをお答えください。(n=1000/単数回答)
子宮頸がんワクチンについては、「わからない、考えたことがない」と46.2%が回答しました。年代別に見ると、30代以降は半数を超えています。「摂取済み」は1割程度となり、「今後摂取したいと考えている」という回答を含めても3割に満たない結果となりました。
政府の指導によって平成25年4月からHPVワクチンの無料摂取が始まりましたが、同年中に厚生労働省の積極的勧奨を差し控える(ワクチン接種をお勧めしない)ことになりました。その後、有効性と安全性が証明されたこと、接種体制の整備が行われたことから、令和3年11月に勧奨差し控えの通知を「終了させる」こととなり、約8年間勧奨されず摂取機会がなくなった期間があったため、不安を抱えたままの年代が「できるなら摂取したくない」と考えているのではないかと推測されます。
Q4 生理痛や更年期など女性特有の症状が、ピルやホルモン剤以外で緩和できるとしたら、興味がありますか。(n=1000/単数回答)
生理痛や更年期障害など、女性特有の悩みを感じている方が多いためかピルやホルモン剤以外の対処に対し、「興味がある」と回答した方が計55.6%となりました。 10代~40代までは半数以上が「興味がある」と回答する結果となりました。
Q5 女性の特有の悩みを解決する方法を学べる機会があれば、利用したいと思いますか。利用したいと思う方は、理由をお答えください。(n=1000/単数回答)
「関心がない」、「必要性を感じない」と回答した方は20.6%にとどまり、生理痛や更年期障害など、女性特有の悩みを解決する方法を学べる機会があれば、利用したいと思う方が多いようです。
Q6 フェムケア(デリケートゾーンケア)についてお答えください。(n=1000/単数回答)
女性の特有の悩みを、テクノロジーを使い解決する『フェムテック』や、デジタル以外の方法でケアする『フェムケア』が近年話題となっています。 そこで、フェムケアについてお聞きすると、認知は56.7%と半数を超える結果となりました。
「知っており、ケアを行っている」と回答した172名に対し、使用しているものや、行っていることを聞くと、「デリケートゾーン用の専用ソープを使っている」方が最も多く、次いで「オイルなどで保湿を行っている」方が多い結果となっています。
Q7 あなたは「温活」を知っていますか。(n=1000/単数回答)
「温活」の認知は69.9%となりました。しかし、温活を行っている人は23.5%となり、どの年代でも温活を行っている人は3割に満たない結果となっています。温活は知っているものの、行っていない人が多いようです。
Q8 あなたは、「よもぎ蒸し」を知っていますか。(n=1000/単数回答)
「よもぎ蒸し」の認知は60.6%となり、30代以降の認知は半数を超える結果となっています。また、知ってる方の中でも経験がないと回答した方が多いようです。
しかし、経験がある方を見てみると、「1度経験がある」と回答した方よりも「複数回経験がある」と回答した方が多い結果となりました。
Q9 よもぎ蒸しのイメージをお答えください。(n=606/複数回経験)
よもぎ蒸しを知っている606名に対し、イメージをお聞きしました。最も多い回答は「健康によい」となり約半数が回答しています。 次いで「生理痛によい」39.4%、「更年期によい」21.9%と続きます。
よもぎ温熱セラピー協会 代表理事からのコメント
今回の調査結果から、女性は生理痛対策としてお腹を温める方の割合が明確になりました。一方、近年クローズアップされているピルの処方に対して、半数以上の方が不安を感じていらっしゃることがわかりました。
また30代以上の子宮頸がんワクチンに対する不安も半数を越えており、女性特有の健康問題に対し、科学的な治療や投薬に対し抵抗を持っている方はとても多いことがわかります。
女性が活躍できる持続可能な社会を実現するためにも、女性特有の健康問題を緩和するための選択肢を増やすことはとても重要です。当協会では「よもぎを活用した温熱療法」の認知度と普及促進活動を行っております。科学的治療に対し懸念がある方、あるいは科学的治療だけでは解決に至っていない方にも、ご関心を持って頂き、気軽にご相談とご体験を頂けるような環境を整えて参りたいと思います。
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※例:一般社団法人よもぎ温熱セラピー協会が実施した調査によると・・・
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